プラダを着た悪魔

遅ればせながら観賞してきました。
ストーリーに四の五の言うわけではないけども、あぁこんな感じで終わるんだろうな、というそのままに終了。
そんな話しの中身よりも着せ替え人形的なアン・ハサウェイの姿にずーっと見とれていた。
本当に着せ替え人形。
彼女は一体どれだけの衣装を着ていたのだろう。


映画の中でグレーのワイドパンツに黒いニットというよくありそうな組み合わせでのシーンがあったのだけど、あぁいうのをサラッとかっこよく着こなしているのを見ると、なんだか凄いなと思った。
洋服を「着ている」という感じはとてもいいもんだなって。
どんなにいいものを着飾ってもそれはあくまで装飾品。
でも、洋服はもっと違ったものだろうと思うのさ。
「ファッションは自己主張」
その通りだと思うよ。
だけど、いいものをただ着ているというのは、それはその洋服が自己のブランドや価格、あるいは模様や生地といった服そのものを自己主張しているのであって、洋服を着ている本人の自己主張ではないはず。
だからこそ服を「着ている」という感覚っていうのは凄く大事なものだと思う。
ちょうど、服装について色々と質問を受けたところだったんでね。その方、格好見るといい物着ているんだろうけど、どうだろうと首を傾げたくなるような印象を抱いていたしまったし。
まぁタイミング的には丁度よかったかなと。最近色々と服装について考えていたことに答えもでたことだし。