台湾二日目

かなりアクティブ。朝8時から深夜12時まで台北の街を徘徊です。
まず、最初に行ったのは龍山寺
     
台湾というのは非常に信仰心が強いらしく、いたるところに寺や廟があります。街中では、寺でもないのに軒先に供物を置いてる所もあるくらい。
この龍山寺は地元の人も観光客もこぞって行くような有名な寺らしい。ちなみに右の写真にのってる人はほとんどが台湾人です。お供え物の数も半端じゃないし、お祈りをしている人も半端じゃない。というのもこの龍山寺、祀ってある神様の数が異常に多く、学問の神様・健康の神様・商売の神様・縁結びの神様・子宝の神様etc…。どのような信仰をしているのか、その様子を眺めるだけでも面白いのだが、建物も中華圏によくあるように非常に色使いが鮮やかで、建物の細工もこっており見ごたえはとてもある。ただ、人ごみが嫌いな人には向いてないのかも。神聖さはあまり感じられないです。


次に訪れたのは中正記念堂。
     
台湾といえばやはり蒋介石なわけで、ここは彼(こんな馴れ馴れしい呼び方をしていいのか?)をまつっている。何よりも驚くのがその規模のでかさ。公園のように整備されている土地は広大で、蒋介石銅像がある建物も非常に大きい。銅像の回りには守衛役の微動だにしない軍人なんかもいたりして、さっきのお寺よりも神聖な雰囲気は多分にある。
この中正記念堂、中心の建物以外は市民の憩いの場になっており、健康道路(だったけな)という石が敷き詰められた上を裸足で歩く通路があったり、お爺ちゃんたちが碁に興じてたりと素朴な空気もある。


その後は昼飯@鼎泰豊

この店は日本でも有名ですよね。その本店。とにかくウマス!一日200個限定という幻の小籠包を求めて店の回りはものすごい人だかり。僕らは無料のオプションツアーを申し込んでいたので、小籠包もタダ。つーか全てタダ。ちなみにホテルと航空券セットで29800円。激安。なのに鼎泰豊でタダ飯。ホテルも大概のツアーで上から二つめのランク。この料金の摩訶不思議は全くもって理解ができません。


昼食後に目指したのは台湾の護国神社。名前は忘れた。
台湾陸軍の管轄下にあるのか、ここでも兵士が守衛を行ってました。ここも建物の色鮮やかさと広大な土地にビックリするのだが、それ以上に守衛をしている兵士の交代の場面に驚く。口で説明するのはめんどくさいから省略するが、これは一見の価値ありだと思う。とても面白い。
次は故宮博物館。
世界3大博物館という噂だけど、所も時もおかまいなしな中国人の節操のなさ、マナーの悪さに辟易です。とにかくガヤガヤうるさい。ミュージアム系では静かにするのが暗黙の了解だと思っていたが、どうもここは違うらしい。海外では常に美術館やら博物館やら行くようにしているけれど、ここは最悪です。よほど歴史に興味があるなどでなければあまり面白くないのかも。


故宮博物館を出て市内に戻ってからは無料のオプショナルツアーから離脱し、自由な街歩き。台湾の地下鉄MRTに乗り、永康街を目指す。ここに来た理由はマンゴーかき氷。台湾は南部が熱帯に属しており果物が豊富な土地で、マンゴー以外にもパイナップルやスターフルーツ、バナナなどなんでもあり。

写真はジンクァンと呼ばれる店のマンゴーかき氷。


その後再びMRTに乗り、台湾の新都心、市政府へ。ここに来た目的は世界一の高さを誇る台湾101に登ること。高さが世界一なら、展望階へと登るエレベーターも世界一の速さらしい。街の雰囲気はなんだろう、これまで見てきた台湾の街並みとは明らかに違う庶民感のかけらもない街。この辺りは億万長者しか住むことはできないんだと。
     
やはり夜景はキレイだよね。上から見ると、碁盤目状になってる台湾の街並みが見て取れる。ただ、ここに登るのに1500円くらい必要。やはりこの辺も高級住宅地価格なんだろうか。


最後に行ったのは台湾マッサージのお店。台湾といえばマッサージ、特に足ツボマッサージなわけで。今日一日の疲れを取って欲しく行ってみたけども、そんなことを頼む余裕なんてありやしねえ。だって、むちゃくちゃイタイんだって。痛い痛いと言ってるのに、日本語のよく通じないオジサンはニヤリと笑うだけで力緩めるどころか同じ箇所を激しく攻め立ててくる。サディスティックマッサージ。最も痛かったのは、左の膝と頭を反映している足裏。テレビでよく芸能人がもんぞりうってるのを眺めてると胡散臭いと思いがちだけど、あれはリアルだったのね。そんなことがよくわかったよ。


とまぁ、内容充実の二日目。残りは1日。けれどもう満足感は一杯ですわ。