ワールドカップ

4年に1度のサッカー世界の祭典、W杯も終わってすでに幾日か。
今回のW杯、日本は一次リーグ敗退というなんとも納得しがたい結果に終わってしまったけれど、優勝候補だと押していたイタリアが勝ったんでまぁよし。
イタリアについて、まわりの論調的にはあんなチームつまらなく、優勝には値しないという否定的意見が多いのだが、魅せるチームと勝つチーム、そして勝者が一番だということを認められないのはどうかな。


結果が全てだと言い切ることはしない。
でも、勝者を賞賛できない人は上に登れないし度量が狭いよ。


で、個人的に今回一番のビッグニュースはやはり中田英寿の引退である。
29歳という年齢で区切りをつけられることにとにかく驚いた。
俺は現在24歳。30まで残り5年と少しの状況から考えると、彼のとった行動は今考える30歳の俺には難しい選択だというのが感想。しかし、こんな考えでいいのかな。


勿論、背負うものやキャリアプランの違いなど、俺と異なる部分は大きいだろうけれどあの地位から飛び降りることって中々できないわ。あるものを手に入れてしまうとそこにしがみつきたくなるのが俺の性。それが名誉や地位を伴うものならばなおさらで。


プレッシャーからの解放、限界の見極め、色々な要素がそこにはあるのだろう。でも、これまでに得たものを捨て去り、新たなものにチャレンジできる彼をすばらしいと思う。


彼を見てるといつも、常に全力疾走してるなという印象を抱くのだが、それは俺に足りない部分でもある。
人生は1度きり。しかも今の俺が考える自分自身の人生において、この時期というのは非常に重要な気がする。
ホントに、中田に負けないほど走りたい。走り抜けたい。


そんな意欲がフツフツ・・・。