台湾に

行ってみて感じたこと。
それは、上下の差がはっきり目にみえるということ。「貧富の差」とまで断言していいのかどうかはよくわからないけども、いわゆる上流社会が住んでいるという地域、庶民が住んでいるという地域は明らかに違う。日本においてこれほど顕著な差を感じたことはない。これはやはり先進国と発展途上国から脱皮をしたばかりの国との差なのだろうか。


また、向こうで女性の社会進出が9割らしい。それは男女の雇用機会が均等という類のものではなく、働かなければ食えないといことに起因しているのではないだろうか?起業のし易さ、直接金融の発達は日本以上なのだが、それも格差を助長している一因だという話しも聞いた。


さらに、インフラは交通面では程度整備されているように思えたが、その他の分野、例えば衛生環境や住環境といったものは整っているとは到底言いがたい。それは街並みを見れば明らかだ。目抜き通りとそうではない街路とでは雲泥の差がある。


いま、格差格差とよく耳にするけども、それはホントに声を大にしていわなければならないほどの格差なの?色々なところで綻びは生じているようだけど、それって憲法の保障する最低限度の生活というラインを下回っているの?
そこのところがよくわからなくなった。なんか考えるところはたくさんありそうだ。