飲み

今年の忘年会もコレにて終わりかしら。

年忘れには不釣合いな感のする友、アキラとサシ飲み。
アキラと会うと刺激を受けることが多い。彼の話しは常に前を向いてる感じがすること、そして懸命に目標に向かって日々過ごしている感をだしてること、などなど会うたび自分にはない魅力に惹かれてしまう。
そういう意味で後ろ向き忘年会よりも前向き新年会な感じ。
と、向こうのブログで少し俺が持ち上げられていたのでお返しにでも褒めてみましたが。


いや、でもまぁ実際書いた言葉の通りなんだけどね。
彼、デザイナー目指し専門学校に通い相当に勉強してて、いくつかデザインがとか見せてもらったけど、着実に自分の目指すところに向かって努力してる跡が窺える。
あーいう世界って感性や才能も当然重要だろうし、そしてそれを磨き続ける努力がないとやっていけないのではないのだろうか。
一橋でてデザイナーを目指す希少価値もそうなのだが、自分のやりたいことに向けてエネルギーを出し続けているあいつには感嘆させられる。


ここで自分はどうなのかと考えてみると、うーんと首をひねらざるをえない。


自己実現
言葉にするのは簡単なのだけど、自分とは何なのか、自分の目指すところは何なのか、そこに向けて今必要となるのは何なのか、努力すべきポイントは何なのか、何を持って自分は満足とあるいは幸せと言えるのか、深く考えれば考えるほどに求めるべき点って無限に広がっていく。しかも、そのフィールの幅が果てしなく大きい。
キャリアもそうだし、恋愛、ファッション、食、体、生活環境などと、生きてくうえで考えるべきものは数多くある。


それで自分は?
そういったことに目はいってるし必要だと感じているにも関わらず、今の自分には明らかに努力が足りない。
必死に鞭打って生きていこうとかっていう真面目ちゃんではないが、現時点での自分の水準は満足できるもんではないことは明らかだし自身でもわかっている。


アキラ氏が何気に言った一言。


「俺って天邪鬼」


自分は嫌な奴という意味ではなく、回りの期待水準以上に目標を設定し努力するということ。成果が出るときも出ないときもあるが、どっちにしろ出てきた結果から得られるものはハードルを高くした分だけ普通よりも多いはず。
成功すれば次のステップをより高いものに設定するモチベーションにもなるし、失敗しても反省して次回のための肥やしになるだろう。


ちょっと前にでたある経済雑誌に載っていた。頑張ることは楽しいことだと。
何でも人間は何か高い目標に向かって困難に立ち向かっていればいるほど‘楽しい’と感じるようにプログラムされているらしい。
確かに、今までの人生を振り返ってみると自分の中で頑張ったと言えるものほどいい思い出として残っている。あのときは楽しかったなと。

これから大事なのってそこにいつまでも自分を依拠させることなく、そこを踏み台にしてより高く飛ぶための努力じゃなだろうか。
あの時はよかった、それに比べて今は・・・、みたいな発想をする人間にだけにはなりたくない。常にチャレンジする心持ちでいること、チャレンジできる態勢にしておくこと。
同じ雑誌でP・ドラッガーの本からの引用にある。変化の波の最後尾にて余裕をかまし座っているのではなく、最前列で変化のうねりに乗っていけと。
コレも金言。
今年も残すところわずかだし今から出来ることはほとんど無いだろう。これから数日は今年の反省にあて、ハードル設定とモチベーションを高める期間にしよう。
来年の抱負は既に決まった。
「天邪鬼」
パクリだけどね。