やっちまった

降りる駅を寝過ごしてしまうという悲劇。しかも二度も。

今日は朝から雨も降ってたし、ここんとこ数回にわたり大量購入したCDも消費せねばと電車で学校に行ったとです。
今思えばその選択が間違えてたのかも。手持ちのお金もギリギリだし、何より電車で行くと明らかに遅刻だったのに。まぁ、なにぶん時間に追われたくはないという性分なもんで。遅刻が何ぼのもんじゃいと電車登校。

井の頭線は吉祥寺まですぐだから立っていたのだが、乗り換えた中央線で座ったとたんに襲ってくる睡魔。聴いてた音楽も心地よく、座席も妙にぬくもりを持ってたんでサックリ寝てみる。この辺ではまだ、転寝程度だったと思う。
途中、国分寺で特快待ち合わせのアナウンスを聞き、まだまだだと再び睡眠を選択。余りの気持ちよさに爆睡ですよ。
これが失敗。
ハッと気づいたときにはすでに立川を出発しようとドアが閉まりかけてるところで。慌てて降りようとドアへと駆け寄るも無駄な努力ですね。周りからは、「あぁこの人、プッ。」みたいな視線の集中砲火。そしてこっちは赤面しながら苦笑するしかないわけだ。

あー、マジで朝から最悪ですから。

このまま電車に揺られていけるところまでとチラッと考えるも、雨と提出しなきゃいけないレポートのために断念し、日野で降りて国立へと引き返す。まぁ本来210円でいけないところまで乗れちゃったとかいうわけのわからないポジティブシンキングで自己肯定するしかないわな。

戻ってみると講義終了15分前に教室到着。とりあえず、レポートを提出するという最低限の目的は果たせたのだが、なんだろうこの残尿感みたいなの。俺は頑張ったと思うよ。遅刻覚悟で家も出たし、ちゃんと引き返してきたし。だけどなにこの不完全燃焼感。
はぁ。たかだか学校のためにこんなに疲れるなんて。

講義終了後、バイトのために本日二度目(いや三度目か?)の中央線に乗る。
目的地は東京駅。朝のことがあり、かなり警戒して電車に乗るもやはり睡魔には勝てず。三鷹以降の記憶は次に目覚めた神田までありません。
神田からはあと一駅だし、睡眠欲もこんだけ寝れば満たされてたんで気分よくお目ざ。

が、聞こえてくるアナウンスが何かおかしい。
「立川行き、まもなくドアが閉まります。」
「?」
まさかと思って乗り続けると、車内アナウンスにて発覚するそのまさかな事態。
「次は御茶ノ水御茶ノ水
あぁ…

つまり俺の乗ってた電車は、目的地である東京をすでに引き返し西へ西へと歩を進めていたわけですな。
マジではぁ?ですよ。
ナゼに誰も起こしてくれないの?というよりナゼ俺は起きないの?意味がわかりません。
普段電車に乗らないし、めったに乗り過ごすとかいう経験ないっすよ。しかも一度ならず二度までも。

いやー、とりあえずなかなかできることはない貴重な経験。