どうもウマが合わない人というのはいるもので。
十人十色というように人それぞれ考え方も違えば性格も異なり、なんだかなと思ってしまうシチュエーションに出くわすことも多々ある。


今のバイト先にも当然なかなかうまく付き合えない人というのがいるのだけど、この人とはなぜうまくいかないかを自分なりに考えたところ、つまるところ彼が自己中心的であるからだということにたどりついた。
仕事を全く行わないかと言うとそうでもなく、バリバリ働いているかというとそうでもない。時にはひどく働き、時には全く働かない。気分の激しいところもあり、機嫌がいい時・悪い時の触れ幅がすごい。合理主義者という割りに妙に天邪鬼。そんな彼。
どうしてこうなるのかと考えたとき、彼にとって仕事を行う行わない、人と接する際の感情表現など、その全てが彼を中心になっていることに気付いた。
つまり、彼がバイトにいて、バイトの業務を行うことは、義務感やその場の状況に応じてではなく、彼が今その業務を行うだけの余力があるのかないのかによって判断されている。あるいは彼以外のアルバイトが彼と同じだけの労力をもって同じ分量の仕事を行えるか状況かどうかで判断されている。
要は、気が利かない、そして自分勝手ということだ。


もともと個人的に、人を○○だと断じること、人を○○だと評価することは、あまり好きではないし行うことも滅多にない。だがなんとかこの人との関係性をいい方向に構築していこうと思ったとき、自分が相手に対してどのような想いを抱いているのかを認識することはとても重要な一歩になると思う。
別に彼と仲良くしようとおもうわけではないのだが、よりよい職場の環境を作っていく中で避けては通れない道であることは確か。それに、人との関係を断絶してしまうことは非常に勿体無い。彼は知識量も豊富だし、話しをさせると勉強にもなる。また、反面教師としてでも得られるものはあるのではないだろうか。


とにかく、次の目標は彼を理解すること。彼のいい面を見つけること。相手に対する感情を固定化するのではなく、柔軟に対応していくこと。さすればもっといい感じになるはず。