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- 作者: 高杉良
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/12/14
- メディア: 文庫
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登場人物や会社名など全て実名で描かれており相当にリアル。てか、実話を元に構成してあるから当たり前ですよね。
この本読んで思ったのは、やはり合併行における旧行意識は相当なもんだと。
みずほの中って興銀・富士・一勧の3行だけでなく、旧第一銀行と旧勧業銀行の対立なんかもあったりして。この複雑に絡みあった関係が原因でみずほがスタートしたときのシステム障害も引き起こしたらしい。その辺も詳細に書かれてるから読み応えはあると思うね。
てか銀行大変ですね。知識やスキルは必要不可欠だし、個人情報保護法とかで色々と仕事の制約はあるにも関わらず点数競争やノルマもあったり、学閥に旧帰属行同士の対立などなどとね。
一選抜に入れなかったらどうしようもないんじゃないかっつーのもあるし。まあこの点はどの会社に行っても同じですが。
けど実際はどうなんだろうホント。噂や人から聞く話では銀行の大変さばかりがクローズアップされてくるし。やっぱOB訪問とかするべきなんだろうな。
年も明けし、明日にでも就職支援課いってみよ。