デート

今日は原宿でデート。
バイクの後ろに乗せ原宿へと行き、表参道を闊歩し、原宿の細い路地を練り歩く。
お気に入りの店に入り「似合う?」「うん」などと語らい、歩きつかれたらカフェにて休憩。


今日はそんなナイスなデートではありません。


今日は、弟の原宿リサーチに付き合っただけ。
弟の学校の課題で、原宿のショップを何軒かピックアップし、その店についの情報をまとめていくっていうのが出されたらしく、それにお付き合い。
デザイナーになるためにはどんな人たちをターゲットにするかなどを考えることも必要な場合があるんだと。もちろん企業のデザイナーと独立系のデザイナーとで違いはあるだろうけどね。


ってことで原宿デートなのです。
普段は服を見にいくって目的なのだけど、どんな客層がいるのかや値段の構成、ラインナップ、店のテイストなどを考えながらショップめぐりっていうのは新鮮で面白かった。


その中でも特にっ興味深かったのが、バッファロー・ボブスという店。
この店、商品のほとんどが白と黒かつ客も店員も全てギャル男。ギャル男なんて言葉が今も存在してるのかは知らんが、それしか形容の仕方が思いつきません。
客のみながみな、肌は焼けてて、黒のシャツに白のパンツ、それに黄色がかったサングラスっていういでたち。
彼らとは無縁の世界にいるからってのもあるかもしれんが、俺から見れば全て同じ顔、同じ人間に見える。
アレ?さっきの人店の中にいなかった?てかあそこにいるの兄弟じゃねぇ?みたいな。


そもそも彼らからは個性を感じない。
まぁもちろん存在そのものが個性的なのかもしれないし、ギャル男っていうカテゴリーの中でそれぞれは差別化してるのかもしれないけど、傍目には全て同じですから。
明らかにユニクロのほうが個性的だと俺は思うね。マスを対象にしてるブランドだから商品一個一個を見ると個性的とはいえないけど、ポロシャツ一つをとってもカラーバリエーションは豊富だし、その着まわし方で色々な見せ方ができるやん。しかも安いし大量に買えるし、楽しみ方で可能性は無限に広がるじゃんね。そーいった機会を与えてくれてる意味でも個性を出せるブランドとして大好き。
原宿のユニクロもリサーチしてみると、商品見てるだけでこーいう着方できるなとか着てみたいとかって思えるものが超あって、ついつい財布の紐も緩みそうだったけど今の俺にはお金がないんです。


ユニクロで買い物する金もない。なんて悲惨な・・・。
金欠も明後日までだけどさ。


とりあえず今日は面白かったね。色々と新鮮だった。疲れたけど。