今日は張り切り朝イチから登校。6時半には起床し大学へいく身支度。
ここんとこ朝に強い俺。三日続けて七時前に目覚めてる。この目覚めのよさはなんだろ。自分でも謎。


バイクをとばすこともなく余裕で授業開始時間ぴったりに学校に到着。
一限は総合政策という科目なのだが、今日はひたすら「アリー・マイ・ラブ」を見てただけ。90分の授業時間で80分はビデオ流れてた。
そんな授業スタイルはどうかと思うけど、講義という時間にアリーを見ると意外な発見があるわけで。
以前付き合ってた彼女がアリー大好きっ子だったから俺もそれに乗じて全シリーズ見てました。そのときはただの面白いドラマとしか考えてなかったけど、今回色々な観点を教授が示してくれて意外と示唆に富んだ作品なのだなと思った。


基本、アリーの恋愛を軸にドラマは展開していくけれど、そこでの恋愛相手の抱える問題や、また舞台が弁護士事務所ってことで裁判を通して社会の階級構造とか同性愛者や精神異常者(ここで言う異常は社会においてカテゴライズされた異常者あるいは医学的な障害者)の権利に関する問題とかがわりと明確な形で表されてるってのに初めて気がついた。
いくらいい男であってもゲイやバイはNG、お金を持ってればブ男でもOKみたいな。もちろん製作者がそういった問題を意識的にとりあげてたかどうかはわかんないが、見ている限り世の中搾取する側される側、普通と異常でに二分されるんだよってのが当然のようにこのドラマの中では展開されてる。
俺自身はそれに否定的でも肯定的でもないけれど、そこにはもう少し自分の中で考える余地があるのかなと。ただただ受け流すのではなく、もう少し現在社会の状況への理解や理由付けができるかもしれない。てかそうしないで受けての側に立ち続けることは、誰かの手の内にあり、必然的に「被」側のほうに入れ込まれるのないのかなって自分に対してちょっとした危機感を感じる。


もちろんこれまで勉強という枠の中では考えることはあったけども、ドラマに関してはこーいう見方をしてこなかったし、むしろ避けてた。
金八先生とかその時々の社会問題や学校での問題を風刺していたみたいだけど、そーいうのってクソくらえっていうか、向こう側から考えなさいといわれてるようでもうウンザリ。
要は天邪鬼なんだな。
いや、考えるのがめんどくさいだけかも。


まぁ今までがどっちっであったにせよ今日の講義はちょっとだけためになった。学問として体系的に考えるだけでなく、もっと身近な素材から考える事があったんだなって。


けど、毎回このスタイルは勘弁です。一限やし間違いなく寝る。